Research Topics

ここでは,勝本班の主な研究テーマを紹介します.福岡大学へ来る前の仕事も含まれています.現在進行形のテーマとともに,現在は一次休止しているテーマも載せてあります.■   PNiPAmの立体規則性と熱応答性

 熱応答性高分子の研究は,我々の研究グループで最も歴史が長く,蓄積された知見が多いテーマです.Poly(N-isopropylacrylamide)水溶液の相図が,高分子の立体規則性(側鎖の立体配置)が少し変化しただけで大きく変わることを明らかにしました.また,その原因をダイマーモデルの合成,計算機シミュレーションなどを用いて調べました.

□ Macromolecules 2013
□ J. Phys. Chem. C 2013
□ Macromolecules 2012
□ J. Chem. Phys. 2011
□ J. Phys. Chem. B 2010
□ J. Phys. Chem. B 2008
□ Macromolecules 2008

■   刺激応答性高分子と水の相互作用

 振動分光法と分子軌道計算を用いて高分子と水の相互作用を,水素結合の観点から調べた一連の研究です.振動分光法では,特定の官能基(C=O基など)近傍における水との相互作用を調べることができます.

□ J. Phys. Chem. B 2007
□ J. Phys. Chem. B 2005b
□ J. Phys. Chem. B 2005a
□ J. Phys. Chem. A 2002